意外と知らない!?スマホの危険

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■スマホ社会に潜む、身近な危険
 総務省の調査によると、スマホ所有率は全国民の50%を越え、いわゆる「ガラケー(フューチャーフォン)」よりも、スマホを持っている人の方が多い時代。
 便利で、手軽。いつでもどこでも、スマホが手放せない。そんな人も多いのではないでしょうか。
 今のスマホは、ほとんど、「持ち運びできるパソコン」「機能がたくさんついたカメラ」。アプリなどをインストールしていく事でどんどん便利になった上、カメラなどの撮影機能もどんどん進歩し、今では専門的な器材に迫るほど。
 インスタグラムなどの、SNSの普及もあり、世界中で、本当に多くの人が使っています。
 ところが、そのスマホに潜む危険については、ほとんど認識されていない、という事実があります。
 パソコンでは気を付けなければいけないが、スマホではパソコンのようなウィルスの危険はない、と思っている人も多く、また、自分だけは大丈夫、と思っている人もいます。
 さらに、高齢者や子供もスマホを使うようになり、今までのように、ある程度の専門的な知識を持った人が使う道具ではなくなっています。
 そこには、当然多くの危険があり、しっかりと対策をしていかないと、大変なことになります。
 ここでは、スマホ社会に潜む危険と、その対策をご紹介していきます。

■まだまだ低い、スマホのセキュリティ意識
 インターネットやスマホのセキュリティソフトを提供している会社である、トレンドマイクロのネットアンケートによると、スマホの基本となるセキュリティ対策5つの内、実行されている率が最も高いものでも33.7%。
 最も低いもので、13.5%です。
 このアンケートは、トレンドマイクロのサイトなどにアクセスし、アンケートに回答する人、つまり、ある程度の知識を持ち、セキュリティに対する意識も高い人での結果なので、標準的には、この数字はもっと低い可能性があります。
 それほどまでに、スマホのセキュリティに対する意識は低く、それにつけ込んだ犯罪も増加しています。
 警視庁の調査によると、スマホやパソコンなどに関する犯罪、いわゆる、サイバー犯罪の発生件数は、2014年で約12万件、2015年で約13万件。一年間で1万件も増えているうえ、2013年までが8万件程度で推移していたことを合わせて考えると、非常に速いペースで増加しています。
 この数字には、パソコンでの犯罪も含まれていますが、間違いなく、この増加にはスマホでの犯罪増加が主な要因でしょう。

■スマホを使った犯罪は、どんなものが?
 では、スマホを使った犯罪にはどのようなものがあるのでしょう?
 その種類は、大きく分けて3つあります。
 第一に、電話の機能を使ったもの。いわゆる、「オレオレ詐欺」などがこれに当たります。もともと、携帯電話の時代からあったこの犯罪。2015年では、被害総額が10億円を超えるなど、大きな社会問題になっています。
 第二に、インターネットの機能を使ったもの。フィッシング詐欺や、ワンクリック詐欺と言われるものです。代表的なものとしては、サイトの閲覧や、アプリのインストールなどの際に、個人情報の入力を求められるものや、お金の支払いを求められるもの。一件当たりの被害額が少額なことから被害にあう人も多く、また被害にあっても、被害届を出さない人が多く、大きな問題になっています。
 最後に、スマホの盗難や紛失などにより、個人情報が抜き出されたり、勝手に使われたりしてしまうもの。現在では、スマホを使って決済や、株の取引なども行っている人がいるため、もしスマホを盗まれ、これらが不正に使われてしまうと、財産を失ってしまうばかりか、法外な借金を抱える羽目になることもあります。
 このように、スマホを使った犯罪は、さまざまな方面や分野にわたり、しかもその手口は年々巧妙になっています。にもかかわらず、先ほど示したように、セキュリティに対する意識は低く、犯罪をたくらむ人間にとっては、格好のターゲットになっているのです。

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